様々なデリヘルの歴史とプレイ内容ブログ:2023年08月16日
お母さんが亡くなってから
父親とミーは二人暮し。
父親とお母さんと兄貴とミーの四人家族のうち、
父親とミーの仲はすこぶる悪い。
兄貴が結婚を機に家を出て、お母さんが急逝して、
一番仲の悪い二人が残されて暮らすことになってしまった。
四人で暮らしていた頃は
お母さんや兄貴が緩衝作用をしてくれて摩擦は避けられていたが、
二人きりになってからというもの
険悪さは赤裸々になっていった。
お互い、物静かな性格だから
取っ組み合いや言い争いなどはしない。
ひたすら無視しあうばかりの冷戦となる…
陰湿なことこの上ない。
どうしても伝達が必要な場合は筆談や、
メモを置くということになる。
「お前の言い分もわかるけれど、お前の半分はお父さんなんだよ」
兄貴がぽつりと電話越しに言った。
「お前が嫌っているお父さんは、お前の半分なんだよ。
それにおれの半分でもあるんだよ。自分の半分を嫌って気持良いか?
おれの半分は嫌いか?」
ミーの半分は父親。
大好きな兄貴の半分も父親。
父親を嫌うことは、自分の半分を嫌うこと。
父親をののしることは、大好きな兄貴の半分もののしること。
「お父さんにもっと優しくしてやれよ。おれのお父さんでもあるんだからさ」
兄貴にそう言われて、
心の奥の奥で凝り固まっていた何かが
すっと溶けたような気がした。
父親に優しく言葉をかけたら、
ミーの半分も優しくされたようで気持良い。
ミーの半分が喜んでいる。
父親を大切にすることは自分自身を大切にすること、
大好きな家族を大切にすることなんだ!
親と娘、この不思議なつながりを大切にしたいと思う。
そうして父親との暮らしを丁寧に重ねていきたい。